・朝起きると顔がパンパン、瞼も唇も腫れぼったくなっている
・日によって周りから『太った?笑』『 痩せた?笑』と言われる
・寝る前にサプリを飲んでいるのにむくみが解消されない!!
こんな経験はありませんか?
朝起きて顔がパンパンだとモチベーションも下がりますし外に出るのが億劫になりますよね。
化粧もむくみを誤魔化す為のものになってしまって全く楽しくないですし…
そんな嫌なむくみを一発で解消する為の方法をご紹介します!
さらに、ちょっと意識するだけでむくみにくくなる生活習慣についてもご紹介していきますよ!
下記の方法を実践して、スッキリした顔で1日のスタートを切ってやりましょう!
Contents
むくみって一体何なの?
むくみとは、体内の老廃物や不要な水分が皮下組織に溜まっている状態のことをいいます。
病院なんかだと『浮腫(ふしゅ)』ともいわれていますね。
こちらの記事でむくみのメカニズムについて詳しく書いていますので気になった際はご覧になってください↓↓
むくみになる原因は?
むくみの原因は大きく分けて二つあります。
内臓疾患によるもの
肝臓や腎臓、甲状腺などがなんらかの理由により働かなくなると むくみを生じるようになります。
下記に疾患名と内容、むくみ以外の主な症状をまとめました。
むくみが長期間続いている、むくみ以外の症状もある、なんとなく気になる、そういった場合は自分で決めつけずにお医者さんに診てもらうようにしましょう。
疾患名 | 内容 | むくみ以外の主な症状 |
月経前症候群 | 月経前に起こる不快な症状 | 頭痛、肩こり、肌トラブル、便秘、お腹のハリ、イライラ、注意力低下、不眠、過眠etc. |
甲状腺機能低下症 | 全身の細胞の活性化を促す甲状腺ホルモンが少なくなる病気 | まぶたの腫れ、声がかすれる・低くなる、皮膚がカサカサする、物忘れ、疲労感、食欲は低下しているのに体重は増加しているetc. |
心不全 | 血液を全身へ送り出す、心臓のポンプ機能が低下している状態 | 階段の途中で息切れする、疲れやすい、体重が増えるetc. |
腎不全 | 尿を作り出す腎臓の機能などが低下している状態 | だるさ、吐き気、体重の増加etc. |
肝不全 | アルコールの分解、タンパク質・脂質・糖質を体内で使える状態にし、貯蔵する機能などが低下している状態 | だるさ、吐き気、体重の増加etc. |
クッシング症候群 | ストレスがかかった時に心身を守る役目のあるコルチゾールというホルモンが過剰に分泌される状態 | ニキビ、多毛、中心性肥満(手足は細いのにおなかが出ている)、うつ傾向etc. |
(参照:Medical Note https://medicalnote.jp/)
水分調整が乱れている
塩分や糖分の取り過ぎ、水分をたくさん取っているなどの時は、体内の水分調整が乱れやすいです。
というのも、体内の塩分濃度は一定に保たれるようになっているのですが、その濃度よりも高い、つまりしょっぱい食べ物が体内に入ってくると、体内の塩分濃度と同じにしようと水分が食べ物の方にいってしまうのです。(これを浸透圧といいます)
糖分に関してはそれ自体が水分を溜め込んでしまう性質があります。
塩っぱいものや甘いものを食べた後はよく喉が渇きませんか?
それは食べ物から摂取した塩分や糖分が体内の水分を持っていってしまっているからなのです。
そして喉が渇き、必要以上に水をがぶがぶ飲んでしまうと、体内に余分な水分が溜まってしまいむくみとして現れてしまうのです。
どんな時がむくみやすい?
具体的にはどんな時にむくみやすくなるのでしょうか?
お酒の飲みすぎ
お酒は体内の浸透圧よりも高いため、体内の水分を持っていきつつ尿として排出されます。
ここで水分が足りなくなるので、身体は「喉が乾いた~」と騒ぎ出します。
さらに、体内でアルコールを分解するには水が必要になります。
その水を確保するために体内にある水分が使われるのですが、すでに体内の水分は尿としてだいぶ排出されている状態です。
私達は水分補給するためにガブガブと水を飲みます。
この補給した水分量が必要以上であるとき、「余分な水分」として体内に溜まってしまい、むくみが生じてしまうのです。
塩分、糖分の取り過ぎ
ラーメンやファストフード、スーパーのお惣菜などは比較的塩分量が多いです。
それに付随してほかほかのごはんやパン、麺は炭水化物なので一緒にたくさん食べてしまうと糖分も一緒に多量摂取してしまうことになります。
これらを毎日のように食べ続けると、先程お話したように体内の水分が持って行かれ、喉が乾くようになり、水分を必要以上に摂取してしまうためにむくみが生じやすくなります。
また塩分については多量摂取が毎日のように続くと高血圧や動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞を引き起こす危険性もあります。
そうなっては食事制限も出てきますし、医療費も発生してきます。
美味しいものをずっと食べ続けていく・むくみにくい身体になるためにも、塩分や糖分はほどほどに摂取するようにしましょうね。
運動不足
運動不足が続くと血の巡りが悪くなります。
その結果、老廃物や水分が溜まってしまいむくみを生じるようになります。
・余裕がある時は最寄り駅よりひと駅分長めに歩いてみる
・ヨガやストレッチなどお家で出来る運動をする
・ランニングや新たにスポーツを始めてみる
など、身体を動かすようにしてみましょう。
血行がよくなるだけでなく、汗を流すことでデトックス効果も期待出来るのでお肌も綺麗になりますよ。
ずっと同じ姿勢でいるor姿勢が悪い
これも血行不良の原因となります。
30分~1時間に一度は伸びやストレッチをするなどして血の巡りを良くしてあげましょう。
気分転換が出来ることでまた集中して作業に取り組めるようになりますよ。
冷え性
こちらも血行不良の原因となります。
さらに、血行不良になることでますます身体が冷えてしまうので負のループに入ってしまうパターンです。
これはもう身体を温めるしかありません。
ひざ掛けやカーディガン、靴下などで冷え対策をしてみてください。
こちらの記事でも冷えからくる むくみ の解消法について公開していますので良かったら見てみてください。
おすすめの靴下製品も紹介していますよ。
むくみは不調を知らせるサイン
上記の他にも睡眠不足や疲労の蓄積、温度差による自律神経の乱れやストレスなどもむくみの原因となってしまいます。
むくみは単に腫れぼったくなるだけでなく、体内の状態も教えてくれてたんですね。
むくんでるなぁと思ったら、まずは自分自身のライフスタイルや心と向き合うことが大事なのかもしれませんね。
むくみを解消する方法3選
ライフスタイルや心の状態はすぐに改善出来なくても、せめて むくみ だけはすぐにスッキリしたいですよね。
そんなあなたに、すぐにスッキリ出来てしかも簡単な改善方法をご紹介します。
冷温タオルで朝からスッキリ!
①水で濡らした冷たいタオルと水で濡らし電子レンジで1分ほど温めた蒸しタオルを用意します。
②それぞれのタオルを交互に顔にあてましょう。あてる時間は各1〜2分程で大丈夫です。
③これを2〜3回繰り返すとむくみが治まってきますよ。
むくみが治る理由としては、蒸しタオルをあてることで血管が広がり血の流れが良くなります。
これで不要な水分や老廃物が流れ始めますね。
そして冷タオルで冷やすことで血管や肌がキュッと引き締まり、むくみが改善されるのです。
冷タオルの代わりに冷水を直接顔にあてるのも効果的ですよ。
顔体操で血行促進!
時間がない朝にぴったりなのがこの顔体操!
①顔のパーツを中心にギュッと集めるような感覚で寄せていきます。この時、口をとがらせ、目をギュッと閉じるのがポイント
②今度は目を見開き、その状態で口は イー の形にします。
③最後に口を ア を発音するときの形にします。
終わった後に顔全体がじんわりと温かい感じになっていれば血の巡りが良くなった証拠です。
目を見開く時は上を見るくらいの気持ちで開くと顔が伸びますよ。
アロマの力でリラックスしながらむくみ改善!
アロマにもむくみに効果があるといわれているものがいくつか存在します。
代表例が下記の通りです。
・グレープフルーツ
・ペパーミント
・レモン
・サンダルウッド
・シダーウッド
(日本化粧品検定1級対策テキストより)
アロマは香りを嗅ぐことで自律神経やホルモン、免疫系などの身体を調節するはたらきに影響を与えるといわれています。
これらの香りを嗅いでリラックスしたり、フェイス用やボディ用のトリートメントオイルにアロマを数滴垂らしたものをむくみやすい箇所に塗ってマッサージすると効果が現れますよ。
※オイルに垂らして使用する際は念の為、パッチテストをおこなってから使用してくださいね。
何もしなかった場合、むくみがなくなるまでにかかる時間はどれくらい?
顔のむくみは放置した状態だと大体お昼過ぎ~午後くらいには解消されているといわれています。
理由としては、重力の影響で顔にあった余分な水分が下へ落ちていくからです。
夕方頃になるとふくらはぎや足元がむくんでいるのもこれが理由です。
でも正直そんな時間まで待っていられないですよね。
早く解消するためにも、上記でご紹介した方法を試してみてくださいね。
予防法はあるの?
そもそも、むくみを予防することが出来れば、朝から慌てることもモチベーションが下がることもないですよね。
最後に、むくみを予防するためのポイントを2つご紹介します。
ご飯を食べた後すぐに寝ない
ご飯を食べた後って眠くなりますよね。
これは身体に対して「動けー!起きろー!」と信号を送る交感神経よりも、「リラックスして~、食べ物を消化するよ~」と信号を送る副交感神経の方が優位になってしまうからなのですが、だからといって横になって眠ってはいけません!
ご飯を食べた後の体内は水分が豊富にある状態です。
そのまま横になって眠ってしまうと筋肉を動かさないために血液の流れがゆっくりになり、水分の移動も遅くなります。
その結果水分が皮下組織に滲み出してしまい、むくんでしまうのです。
そのような事態を防ぐために、ご飯を食べた後は2時間ほどあけてから寝るようにしましょう。
身体を冷やさない
常日頃から身体を冷やさないようにすることも大切です。
この内容は冷え性のところに書いているのでそちらをご覧になってください。
ただでさえ日々の生活で疲れ切っている私達の身体。
自分自身でさらに追い込まずに、自分に優しく接してあげてくださいね。